システム導入支援について

　システム選定及び導入業務では貴院にとっても多くの労力と時間を要します。また、多数かつ複雑多岐にわたるベンダーとの調整業務なども発生します。
弊社ではシステム導入経験者、医療情報コンサルティング経験者を中心に貴院の立場で支援いたします。また、システム選定及び導入業務遂行にあたり、委員会の発足等、今後の運営管理を見据え、貴院の体制作りも支援いたします。

現状調査、分析結果より、目標を定めて仕様書及び提案依頼資料を作成。予算を鑑みながら、提案依頼を行い、より多くの改善が期待、実現可能なシステム及びシステムベンダーを選定します。基幹システムとなる電子カルテシステムベンダーが中心に導入対応を行いますが、各部門システム含め、全体の足並みがそろうように取り纏め、進捗管理を行い、スムーズなシステム本稼働となるように支援いたします。

電子カルテシステム等は院内全体での取り組みとなり、検討決定事項の伝達、全体での認識合わせがポイントとなります。各種工程や全体での進捗、課題の共有等も行いながら本稼働後のサポート、院内での管理体制の構築も鑑みて支援いたします。その他、ネットワークインフラ整備及び構築、IP電話、ナースコール等の設備環境におきましても最大限にシステムを利活用できるようにあらゆる面から医療機関環境の運用支援も行います。

医療情報システムの導入

多くのシステムコーディネート実績から得られた独自のノウハウを活かし医療経営をトータルにサポートいたします。

システム導入の課題

医療機関情報システム（電子カルテ又はオーダリングシステム）を導入する際、他医療機関で見られる問題点・課題は次のとおりです。

問題点・課題
1	限りある予算を有効利用したい。また職員要望を取り入れすぎると予算オーバーになるのではないかと医療機関情報システム導入に躊躇してしまう。
2	院内でリーダーシップを発揮して職員を先導していく部署や担当者が不在である。または多忙で医療機関情報システム導入に専任できない。
3	どのように医療機関情報システム導入していったら良いのかわからない。システム化によって、職員の業務負担がどれくらい軽減するのかわからない。
4	どのようにベンダまたはメーカと折衝していけば良いのか、わからない。また、ベンダまたはメーカからの見積の精査ができない。
5	医療機関情報システム導入費用はいくらなのか、ランニングコストがどの程度かかるのかわからない。医療機関の経営計画と整合性を図りたい。
6	導入準備から医療機関情報システム導入・稼働まで相談できる、専門家を探している。

システム導入の支援

数々のシステム導入支援に携わったコンサルタントが、医療機関とベンダとの調整役となり、スムーズに導入できるようご支援します。弊社には、医療情報技師の資格をもつ担当者が在籍しています。

システム導入支援業務内容

経営計画と整合させたシステム導入の基本計画を策定
ベンダに対する要求仕様書を作成（医療機関が導入したいシステム内容を、具体的に説明するものです）
ベンダ選定支援業務（価格だけでなく、医療機関が希望するシステムを導入してくれるベンダを選定します）
システム開発支援（業務効率改善、操作研修やリハーサルのサポート、運営会議支援など）
システム導入後のフォロー（システム導入前と比べて、医療の質、患者満足度が向上されたのか、調査します）